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●浜益川河口導流堤のサクラマス

2022/05/26
石狩市浜益川河口右海岸の導流堤で5月19日、サクラマスが全体で10匹ほど上がる好漁となった。 午前9時前、札幌市の中原渡さんが良型を手にしていた。中原さんは3時半ごろ、導流堤先端から約50メートル手前のカーブ付近に入釣。 ルアーはミノーが中心だった。サクラマスは4時半ごろから釣れ始め、5時半ごろまでに全体で8匹ほど上がったが自身はノーヒットだった。そこで、まだ早朝の好機にもかかわらず、一時休憩という大胆な作戦を取った中原さん。「混雑でオマツリが多発して釣りづらかったのと、過去の経験からサクラマスは2から3時間ごとに回遊してくるから」との理由を挙げた。再開は7時ごろ。グリーン/ゴールド40グラムのジグを80メートルほど投げ、ファストリトリーブで表層を引くと、5投目にサオ先を押さえ込むような当たりがくる。タモ入れ直前に左右に走るパワフルなファイトを見せたサクラマスは58センチ、1.8キロのサクラマスだった。中原さんの読みは、良型ヒットという形で見事に結実した。 当日はカーブ付近が好調で、先端部では良型のヒラメも上がっていたことから、運次第だが今後、2魚種の釣果が得られる可能性がありそうだ。 (本紙・坂井 宏彰)