●常呂川河口海岸のサクラマス
2022/05/19
サクラマス連日全体2ケタ
体長に比べて体高がありサイズ以上の引きが魅力のサクラマスが北見市常呂川の河口導流堤で上がっている。
13日正午前、河口左の導流堤にいた同市在住の武田亮二さんが幅広サクラマスを釣っていた。午前7時半に導流堤先端から11時方向へ14センチのミノーを投げたが、1時間たっても反応なし。「ルアーはいつも大小を交互に替えて有効な物を探す」と話す武田さんが次にセレクトしたのは、小ぶりな9センチ33グラムのジグミノー。カラーは日中に実績のあるダーク系のブルーバックを選んだ。50メートルほど投げ、細かいジャークで泳がせると10時半ごろ、25メートルほど先で手応えを感じると同時に激しく横走りするシルバーの魚体。釣れたのは50センチの幅広サクラだった。30分後には周囲で立て続けに3匹上がったという。
今月3日ごろから1日平均2ケタの釣果が続き安定感がある今季の導流堤。取材当日も早朝を中心に全体で10匹上がっていた。なお、同川は6月1日からサケ・マス河口規制が始まるためチャンスは残り2週間を切っている。
(本紙・金沢 賢治)