iつりしん ゲーム・ザ・ワールド

●川白沖のマス

2022/04/07
念願の板マスゲット 出港が危ぶまれるほど海がしけた2日の神恵内村川白沖で、札幌市の小澤一允さんが念願の板マスを上げた。 小澤さんら遊漁者6人を乗せた遊漁船は午前5時半、同村神恵内漁港川白地区を出港。ポイントの40メートルライは当初不調だったが、150グラムチョコミントカラーのジグでタナ20メートルをねちねち探っていた小澤さんに、いきなりマスが4連チャンで掛かる(2匹はばらし)。この頃から周囲でも釣れ始め、9時ごろには友人が2.8キロをキャッチ。良型を目の当たりにした小澤さんは、自身の直感を信じてロッドを振り続けた。すると10時、タナ15メートルで「ガゴンッ」と異様に大きな当たり。今まで感じたことのない重量感で実際、海面に上がって来た巨大なマスは、まるでマダラのように見えたという。 帰港後に計測したマスは4.13キロ(血抜き後)の堂々とした巨体。小澤さんにとって初めての板マスで「大満足。もうしばらくマス釣りはいいかな」と冗談半分だったが、喜びを隠せない様子だった。 (本紙・平田 克仁)