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●鮎川大平盤のサクラマス

2022/03/31
沖根を狙い撃ち 65センチ、4.56キロの大物サクラ上がる 今季、開幕から低空飛行だった八雲町鮎川大平盤のショアサクラがようやく上向いた。3月23日は小型主体に全体で2ケタ釣れ、24日は超大物も上がるなど、釣り場がにわかに活気づいている。 穏やかな海が広がった23日午前11時すぎ、平盤中間部にいたルアーマンが40センチ級を手にしていた。入釣は2時間前。ブルー系120ミリのシンキングミノーをジャーキングすると、わずか4、5投で釣れたという。全体では10匹ほど上がり、40センチ級を中心に5匹釣る人もいたという。 24日は知人の山崎迅さんが65センチ、4.56キロの超大物を上げ周囲を驚かせた。入釣は午前5時半ごろ。シンキングミノーでワンピッチジャークを繰り返したが反応がなく、岡クラフトのジグ、LT-35ピンクグローチャート(アワビ)にチェンジ。それまでミノーでは届かなかった100メートルほど先の沖根を探ると、これが大正解。着水後、5秒沈めてただ巻きすると、50から70メートル先で根掛かりのような強烈なバイトがくる。合わせると、すさまじい重量感と首を振る手応えだ。ただ本格的なファイトは手前に寄ってからで、根に潜ろうとしたり、沖へ突進するなど大暴れ。最後までスリリングなファイトを展開した。 山崎さんによると、24日朝は自身の分を含めて全体で5匹ほど上がったうち、60センチ級が2匹、残り3匹は40センチ級だったそう。 (本紙・坂井 宏彰)