iつりしん ゲーム・ザ・ワールド

●絵鞆漁港のカジカ

2022/03/03
ロックゲームで50センチ超えカジカヒット  2月17日、室蘭市絵鞆漁港でカジカの大物をキャッチした。  まだ暗い午前3時、友人と2人で釣りをスタート。風が強く得意のジグヘッドの釣りは難しかったため、ジグヘッドよりは風に強いテンフィートアンダーのチャターベイト、「イヨケンチャターADDY」10グラムを使うことに。これに同社のシャッドワーム「Fin’s P」ラベンダーシャッド3.9インチをセット。このワームはシルエットが大きく、大型に的を絞れる長所がある。水流でブレードが振動するチャターベイトは、ジグヘッドよりも引き抵抗が強く、水中を泳ぐ姿をイメージしやすい。  ラバースカートを外し、手元に伝わるバイトを捉えやすくする工夫を施した。6フィート6インチMHアクションのベイトロッドでボトムをリフトアンドフォールすると、リフトで重量感のある当たりがくる。合わせると根掛かりと勘違いするほどサオが曲がったが、低水温のせいかまったく暴れる様子がない。すぐ友人に「タモ タモ持ってきて」と叫ぶ私。タモ入れ直前で暴れた魚は自己記録を更新する52センチの超大物だった。  その後、さらに風が強まり40分ほどで釣りを断念。結局、友人は小型から30センチほどのシマゾイ数匹で、私は大物カジカが1匹だけ。数だけ見れば貧果だが大物に十分満足しつつ午前4時、港を後にした。 (能代 英愛)