iつりしん ゲーム・ザ・ワールド

●川白沖のマス

2022/02/17
マスシーズン開幕 スタートから良型続々   微風で波もなく穏やかな海が広がった11日、神恵内村川白沖で例年同時季より型のいいマスが上がり釣り人を喜ばせた。  小澤一允さんらジギンガー8人とバケ釣り組2人を乗せた遊漁船は早朝、同村神恵内漁港川白地区を出港。水深45メートルで釣り始めた。9日に2人で40匹が釣れ絶好調だったこの海域では、10日も1人で10匹釣る人が出るなど上々。しかし11日は一転して当たりのない状態が開始から9時半まで続いた。この不調は、オキアミを追って現れた外道のホッケが頻繁に掛かったこと、肝心のマスの群れが去ってしまったことなどが要因と思われた。状況を好転させるべく、10分ほど走ってポイントを移動した。すると散発ながら当たりが出だし、小澤さんの隣の女性ジギンガーがマスをキャッチ。船上がにわかに活気づく。小澤さんもスミスCB.ムラマサ3Sチョコミントゼブラでタナ35メートルを探りまず1匹目をゲット。以降、好漁とはいかなかったがぽつぽつ釣果が上がり、正午の終了までに船中11匹の釣果が上がった。例年この時季は1キロ以下の小型が中心だが、今回は最大2キロが上がり、小沢さんも1.5キロを頭に3匹を釣りサオ頭。僚船で2.5キロが上がったとの情報もあり、「今年はいつもの年より良型が多いのでは」と小澤さん話していた。  後志地方のマス釣りライセンス制は3月から始まり現在、釣り上げる匹数に制限はない。 (本紙・平田 克仁)