●大森浜のサクラマス
2022/01/27
表層ではしりのサクラマスヒット
1月21日、函館市大森浜ではしりのサクラマスがヒットした。
午前9時半、海岸では5人のルアーマンがロッドを振っており、小学校裏にいた花田元樹さんが見事サクラマスを射止めていた。花田さんは5時半の入釣。ロッドは10フィート2インチのミディアムアクションをチョイス。メインラインはPE1.2号で、16ポンドのフロロカーボンリーダーをつないだ。マイワシカラーの30グラムのジグを選んだのは、ベイトの色に合わせたから。最近、付近でカタクチイワシやマイワシが回遊しているのだという。
当日は開始当初から波も風も穏やかで、20から30メートル沖でサクラマスの跳ねが頻発する絶好の条件。花田さんは期待を込めてジグを60メートルほど投げ、ただ巻きにストップアンドゴーを加えながら表層を狙った。このルアーアクションは昨年、この浜でサクラマスが好反応を示したのだという。
ただ取材当日はショートバイトが非常に多く、ばらしが頻発するもどかしい展開で、周囲でもヒットする様子は見られなかった。それでも集中しながらリーリングを続けると8時半、20メートル沖までジグを泳がせた際に小さな当たりがくる。思い切って強くロッドをあおると、確かな手応えとともにフッキングに成功。グングンと力強く元気なファイトを見せたのは、40センチジャストの銀ピカのサクラマスだった。早朝から上がったサクラマスは、花田さんの1匹を含め全体で2匹と渋かった。それでも「魚はいるので条件さえ整えばきっと数釣りできるはず」と話す花田さんは今後の展開に大いに期待を寄せる。これからシーズンが進むにつれ大型の魚影が濃くなると予想されるが、現状でもまれに大型が交じるので油断は禁物だ。
(本紙・金沢 賢治)
当日は開始当初から波も風も穏やかで、20から30メートル沖でサクラマスの跳ねが頻発する絶好の条件。花田さんは期待を込めてジグを60メートルほど投げ、ただ巻きにストップアンドゴーを加えながら表層を狙った。このルアーアクションは昨年、この浜でサクラマスが好反応を示したのだという。
ただ取材当日はショートバイトが非常に多く、ばらしが頻発するもどかしい展開で、周囲でもヒットする様子は見られなかった。それでも集中しながらリーリングを続けると8時半、20メートル沖までジグを泳がせた際に小さな当たりがくる。思い切って強くロッドをあおると、確かな手応えとともにフッキングに成功。グングンと力強く元気なファイトを見せたのは、40センチジャストの銀ピカのサクラマスだった。早朝から上がったサクラマスは、花田さんの1匹を含め全体で2匹と渋かった。それでも「魚はいるので条件さえ整えばきっと数釣りできるはず」と話す花田さんは今後の展開に大いに期待を寄せる。これからシーズンが進むにつれ大型の魚影が濃くなると予想されるが、現状でもまれに大型が交じるので油断は禁物だ。
(本紙・金沢 賢治)