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●鹿部漁港のアブラコ

2021/12/16
   37センチアブラコヒット    ショートバイトが頻発した鹿部漁港で11日、女性アングラーがアブラコをキャッチした。  正午すぎ、西護岸先端部にいた函館市の女性が「先ほどアブラコが釣れました」と笑顔で教えてくれた。  釣りの師匠と一緒だった女性は、ロッドが7フィート6インチMLアクションで、メインラインはPE1号。リーダーはフロロカーボン12ポンド。ビフテキリグのシンカーは10グラムだった。「小型アブラコのショートバイトが多く、フックもワームもサイズを落とした方がいい」という師匠の忠告に従い、オフセットフックは3番、エコギア熟成アクア バグアンツ(赤イソメ)のワームも2インチを選んだ。ワームは30メートル投げて着底後、ストップアンドゴーを織り交ぜてずる引き。するとケーソンの切れ目がある10メートル先で「ガツン」と強烈なバイトがくる。アブラコ特有の首振りダンスで思わず「乗ったー」と声を上げたという女性。無我夢中で上げたアブラコは37センチの中型だった。  この地域のロックフィッシュは例年より2、3週間遅れで上昇中。中型以下が多いが数が出始めているという。寒さは厳しいが、初心者にとっては今年最大のチャンス到来だ。 (本紙・金沢 賢治)