●宮野漁港のホッケ

　　ショアジギングでホッケキャッチ 　せたな町宮野漁港で5日午前9時半ごろ、ショアジギングで良型のホッケが上がっていた。今まで釣果が上がっていなかったが、ようやく群れの先陣が到着したようだ。 　「親戚にホッケが食べたいと言われた」と笑うせたな町の男性は午前8時ごろ、友人と同港南防波堤先端に入釣。ルアーロッドは10フィートMLアクション。ラインはPE1.2号で、ナイロン4号のショックリーダーを約3メートル接続した。ジグはオオナゴカラーの30グラムだった。飛距離を稼ぐため、トップガイドから垂らしたラインは遠心力を強めるため長めに取った。風が弱まった一瞬を見計らって投げたジグは80メートルほど先に着水。着底後、リフトアンドフォールを繰り返した。開始直後に友人がホッケを釣ったが、自身はノーバイトが続き、待望の当たりがきたのは午前9時ごろ。その後、ぽつぽつと当たりがあり、9時半までに2人で35から40センチを5匹上げたという。「11月下旬にはホッケが釣れなかった。どうやら群れが岸寄りしたらしい」という2人。今回は散発だったが今後、岸寄りの進む同港はさらに釣果が上向きそう。迷惑駐車厳禁。 （本紙・渋谷　賢利）