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●苫小牧沖のアブラコ、ソイ

2021/12/02
  アブラコまれにみる爆釣  やや潮が速かった11月28日、ボートロックに出た苫小牧市勇払マリーナの本紙情報協力船タマリスク(高野清秀船長)が、近年まれに見る爆釣となった。  同船が向かったのは、苫小牧東港のいわゆる沖堤周り。アブラコは底におり、乗船者は根掛かりを避けるためテキサスリグ(17から21グラム)を選んだ。1流し目はノーヒットに終わるも、2流し目から潮が落ち着き、底をねちねち探るとヒットが頻発。特に甲殻類系ワームが好調で、カラーは何でも良かったという。4時すぎまでに釣れたアブラコは55センチを頭に50センチ超えが船中6匹。40センチ級は数え切れないほど釣れた。  日没後の午後4時半ごろからは別の沖堤周りでナイトロックに臨むとこちらもアブラコ同様、大型のクロゾイが姿を見せ、47センチを頭に30から40センチ超えが多数ヒット。乗船者一同はボートロックとしては軽量の14から17グラムのジグヘッドやフリリグを使用しており、ゆったりしたフォールで魚にしっかりワームを見せたことが好漁につながったようだ。  終了の午後7時まで、常に誰かしらのサオが曲がる入れ食い状態となった今回、高野船長は「近年まれに見る爆釣。サイズ、数共に今が最盛期」と太鼓判を押す。 (本紙・金沢 賢治)