●昆布森漁港のアブラコ

　　　　　　　　　良型アブラコシーズン到来 　9月25日、釧路町昆布森漁港でアブラコが続々とヒットした。 　午後0時半、第2南防波堤に口岩毅人さん、美夏さん夫婦がおり、「アブラコが釣れました」と笑顔を見せた。午前11時に釣り始め、同防波堤の港内側を狙った。毅人さんはシンカー14グラム、2/0オフセットフックのビフテキリグで、ワームはグリーン系リブ付きカーリーテールの3インチ。同じリグの美夏さんは１ランク小さい1/0のオフセットフックを使用。ワームはグリーンの甲殻類系3インチだった。リフト＆フォールで探る美夏さんに釣れたのは、暗紅色が美しい30センチほどのアブラコ。その後、毅人さんも20から30センチを2匹追加した。 　0時40分、毅人さんは大型を求めて海藻が密生する同防波堤外海側へ。いかにもアブラコが潜んでいそうな雰囲気で、ワームを撃ち込むと早速フォール中に強烈な引き。足場が高いのでごぼう抜きせず、美夏さんに協力を仰ぐ。息の合った夫婦の連携でタモに収まったのは、金色の魚体が見事な48センチのアブラコだった。 　毅人さんは、当日は海藻の中からひょっこり出てくるアブラコが散見されたそう。サイズはもちろん、今後は数にも期待できそうだ。 （本紙・金沢　賢治）