●兜千畳敷のヒラメ

ヒラメ4投目でヒット 　泊村兜千畳敷で17日、ワームフィッシングで50センチ級のヒラメが上がった。 　午後4時ごろ、釣り場を訪れると、駐車スペースに52センチのヒラメを釣ったアングラーがいた。入釣はわずか30分ほど前。急な用事が入りもう帰るという。ポイントは千畳敷左側の出っ張り。タックルがヘビーなスペックだったのは本命がブリだったからだが、釣り場へ着くと海はナブラ１つ立たず平穏そのもの。即座にブリを諦め、狙いをヒラメに変更したという。ワームはファットなシルエットのジャッカル・アンモナイトシャッド4.5インチ（ダークグリーン系）。21グラムのジグヘッドに付け、寿都町弁慶岬方向へ40メートルほど投げた。20のカウントダウンで着底後、リールを巻きつつ4回連続でしゃくってフォール。すると4投目に根掛かりのような手応えがくる。反射的にロッドをあおると徐々に寄って来た。魚だ。手前で少し暴れただけでほとんどファイトしない魚を、ヘビータックルに任せて一気にごぼう抜きすると、52センチとまずまずの型のヒラメだった。 （佐々木　徹）