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●豊浦沖のクロゾイ

2021/09/02
多彩なリグで良型クロゾイ連発  8月29日、豊浦沖でタイラバ、インチク、ワーム、ジグなど幅広い種類の疑似餌を使い、船中4人で40から50センチと型ぞろいのクロゾイが30匹ほどヒット。その他、30センチ前後のマゾイ2匹、30センチ前後のガヤ10匹、42センチのアブラコ1匹が上がった。  本紙情報協力船タイガージュニア(小林和弘船長)は、船長を含めて4人で豊浦漁港を午前5時すぎに出港。20分ほどで同沖の水深64メートルに着いた。天気は晴れで、当初は多少波があったが、時間の経過とともに穏やかになった。常連客の小野証巨さんは長さ7フィート5インチ、最大負荷重量28グラムのルアーロッドにベイトリールを装着。ラインはPE2号で、フロロカーボンのショックリーダー4号を3メートル継ぎ足した。タイラバは金色ヘッドに赤いスカートとネクタイ付きの100グラム。これを底へ落とし、速過ぎずかつ魚に見切られない絶妙な速度で中層までリールを巻くと早速、40センチ級のクロゾイが釣れた。本格的なタイラバ釣りは今回が初めての手塚欣一さんも48センチの良型を上げ、「エサなしで釣れるのが面白い」と感心しきり。同船は11時40分ごろまで豊浦町大岸沖や洞爺湖町虻田沖などを巡り、正午に帰港した。  小林船長によると、これから水温が下がる秋から冬にかけて50から60センチの大型クロゾイが狙えるというから楽しみだ。 (本紙・渋谷 賢利)