●藻べつ川河口海岸のカラフトマス

　8月20日午前8時、紋別市の藻べつ川河口海岸の駐車スペースで出会った男性が未明にカラフトマスを釣ったというので詳しく話を聞いた。 　男性は混雑を避けるため、河口左の砂浜で2時半から釣りを開始。海は真っ暗で魚影など見えるはずもなく、文字通り「一寸先は闇」だった。釣りは、エサを使わないルアー単体で、スプーンは天然アワビの14グラムブルー/ピンクを使用。 49センチのカラフトマス上がる 　30メートルほど投げてただ巻きすると、わずか2投目で寝ぼけ眼だった男性の目を覚ます強い当たりがきた。上がったのは49センチのカラフトマスだった。以降、暗いうちはヒットがなかったが、5時から当たりが頻発。だが波打ち際でのばらしが多く、２匹目は追加できず。ただ左隣の人が金系小型スプーンで2匹釣っていたという。 　この男性は今回がカラフト釣り初挑戦で、「夜に釣れて驚いた。ばらしが多かったがルアー単体だとゲーム性のあるファイトが楽しめた」。ちなみに19日夕方はフライフィッシャーのみ2匹釣っていた。 （本紙・金沢　賢治）